いやはや( ;∀;)すこぶる寒かですね、1月最終週。
関東は大雪、福岡県でも筑豊、筑後地方は若干ながら雪が積もったり
北九州でも道路通行止めになったりお仕事に支障しか出ないです。(>_<)
しかしながら2月乗り越えれば春。
おそらく今よりフットワークも軽くなり今年はもっと催事に参加したりイベント
やったり公に出る機会を増やさねばと日々葛藤しております。
さてさてここから本題。
去年の冬前から最近にかけて床暖房に関してお問い合わせ頂く機会が有難く増えました。
少しでも検討する際、参考にでもなればと思い若干ご紹介いたします。
フローリング材を使用して床暖房を検討されてるお客様からのご要望で多いのが
‐幅広の無垢フローリングを使って床暖房を施工したい
‐表面は、ウレタン塗装ではなく無塗装や自然塗料を使いたい
そんなお声を耳にします。
しかし、無垢材にとってこれが実に難しい問題なのです。
無垢材は、時間をかけて収縮と膨張を繰り返しながら寸法安定性が高まるという性質があります。
一枚のフローリング材の幅が広くなれば膨張と収縮の幅は当然広くなります。
だから、幅の広いフローリング材を床暖房に採用した際には
リスクが高くなり割れや曲がり、隙間が空くというリスクが高まります。
又、フローリング材の収縮や膨張を和らげるためはウレタン塗装を表面だけでなく
裏側にも塗装する必要があります。
これらの課題から施工、生活する際のデメリットを軽減し意匠性の高さから
近年採用が増えているのが高級複合フローリング。
複合フローリングとは・・・・・基材(合板や集積材)の表面に単版(無垢材)
を張って作られた床材。(弊社では3mm厚の単版(無垢材)がメインでございます。)
複合といっても表面は無垢の木、実際床に張ってみると無垢フローリング。
触り心地、見た目の暖かさは〇。
幅広の一枚無垢材を表層に採用しており、無垢材の質感そのままの自然塗装が採用されています。
近年ではデザイン性も非常に高くグレードも良い無垢材を採用している傾向にあるので
無垢材に抵抗がある方でも安心できる設計。
そして次によく話題に出てくる寸法安定性のお話し。
無垢フローリングと言えども生粋の木、バットや楽器と同様反ります。
無垢フローリングのデメリットでよく挙げられる反り、お部屋の温度や湿度
環境でもどんどん変化していきます。
複合フローリングはというと・・・・・・・
先ほどご紹介した基材が縦横と接着し引っ張りあう構造の為
力関係が均等になる設計。そう、基材がパワーバランスを分散しているのです。
反るのが怖い、でも無垢を感じたいそういった方々には最大のメリットになります。
最後に・・・・・・・・・・・
よく話題になるのがメンテナンスのお話し。
正直メンテナンスは楽です。
水分少な目の雑巾で掃除できますし重曹も薄めて使用すれば問題なし。
(ショールームでも乾拭き&固く絞った雑巾で掃除しております。)
フローリングという類全てに言えることなのですが、
水をぶちまけずっと放置しなければシミにはなりません。
フローリングと言えどもお部屋の中の家具同然、日々丁寧にメンテナンス
してあげたり充分にいたわってあげ継続していくことが大切でございます。
※キャスオンライン博多ショールームでは床暖房実演コーナーがございます。
床暖房、木々の暖かさなど感じることができますので気になった方は
いつでもお問い合わせ下さい。
Casonline HAKATA Show Room
福岡県福岡市博多区博多駅南4丁目19-5 山王マンション1F 101
TEL:092-404-0111
通販サイト:http://www.cas-online.jp