皆さま唐突ですが床のお掃除方法は適切に行っておりますか。
お気に入りの床材を選びインテリア、照明、壁紙と選定されたのち素敵な空間に仕上がり施工後半年~1年後よくお客様よりよくあるお問合せ。
「以前購入した者です、水ぶきしても良いんでしたっけ?」
基本的には一般的な水拭きと指す雑巾でごしごし掃除するタイプのお掃除方法、無垢床は基本的にはNGです。固く絞り水気を無くしてもギリギリOKのレベル、基本的には乾いた雑巾や乾いたモップでお掃除することになります。
そしてお掃除方法のお問合せから数か月後ある問合せが・・・・・・
「床が乾燥してきたのでオイルか何か使って掃除した方が良いですか?」
確かに間違ってはいないのですが皆さまネットや施工業者様によく問い合わせてる模様で確かな情報をご提供出来ればと思い今回自然塗料で御馴染みの会社様へ直接伺ってみました。
先ずオスモ&エーデルさんとは・・・・・・・
1878年ドイツはミュンスターで創業。床板加工や木材商を行っている木材専門のメーカーなのです。
当時第二次世界大戦でミュンスターの街はほとんど破壊され街を再建する際木材で建屋を作る際貢献されていて良質な木材の仕入れ、精度が高い木材加工に加え品質の高い塗料を開発することに。
塗膜を作る塗料でなく浸透性の植物油の塗料に着目し手ざわり、質感、木の香りを生かすよう開発したのがオスモ様の代表的商品オスモカラーです。
オスモカラーは2~3部つや、艶消しと有りいずれもナチュラルな質感、さらに速乾性のフロアクリアーエクスプレス。通常11~12時間程で乾燥するのですが3~4時間で乾燥しますので用途に応じてご利用下さい。
オスモカラーはひまわり油、大豆油、亜麻仁油で生成されており木材に深く浸透し木の内側から保護してくれるので木材の良いところを引き出しつつ長く保ってくれるとのことです。
オスモカラーのルーツから伺ったところでお手入れ方法を聞いてみることに。
先ず今回使用するのがこちら↑オスモウォッシュ&ケアーとワックス&クリーナー。
先ずウォッシュ&ケアーを使ってみます。
はじめに水1ℓに対してキャップ一杯を薄めて使用します。
そして雑巾を固く絞ってあげて・・・・・・
満遍なく床を拭いていきます、拭くというよりは優しく馴染ませてあげるイメージです。
そして次はオスモワックスアンドクリーナー。
定間隔にフロアクリアーを落とし・・・・・
またまた拭くというよりは馴染ませてあげる感じ。
摩耗して乾燥した床材が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
赤子の肌を彷彿とさせるかのように生き返ります。
宮近様曰くウォッシュ&ケアーが化粧水でフロアクリアーが乳液とのこと。
ウォッシュ&ケアも植物性なので無垢床材の表面を傷めず汚れを落とし潤いを与えフローリングを保護してくれるとのこと。2度拭きいらずで繰り返し使用することで効果発揮してくれるそうです。
よく話題になるメンテナンスの頻度は半年に一回程が目安。
又着色料、香料、溶剤を含まないので環境に優しく安心な植物性クリーナーなのです。
如何だったでしょうか、無垢フローリングの適切なお手入れ方法を伺いました。
無垢フローリングに天然の樹植物由来の油を浸透させて定期的に拭き上げお手入れすることで綺麗に潤いを与え長く無垢の床の良さを発揮することが出来ます。
経年することで無垢床材の色味や表情が素敵になっていくのですが適切なお手入れをしてあげることでもっと綺麗になること間違い無しです。
無垢の木も生き物なので定期的に労わってあげないとと実感致しました。
最後に・・・塗料を塗布する際に使用したウエスは絶対にそのまま放置しないで下さい。
(オイルが染みたウエスは熱を持ち自然発火の原因になります。)
必ず水に浸してそのまま破棄して下さい。
ご協力して頂いたオスモ&エーデル宮近様、スタッフの方々有難うございました。
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今回ご紹介したオスモカラーやウォッシュ&ケアーは下記よりご頂けます。
オスモ&エーデル様(ネットストア)